地域の特色

 飯田小学校区は、「遠州の小京都」森町の南に位置し、清流太田川をはさんで南北に長い地域を形づくっています。太田川の西側は、田や畑が豊かに広がる田園地帯で森町特産のレタス栽培や稲作が行われています。東側丘陵地帯は茶畑が鮮やかな緑を彩り、縄文弥生時代の古墳群や戦国時代の飯田城址が歴史を物語り、1400年代から伝わる山名神社の舞楽が文化の香を漂わせています。

 人口4000人、世帯数1400戸前後を推移する安定した家庭、地域の環境は、学校を取り巻く自然や文化とともに子供たちにとってこの上ない豊かな学びの場、生活の場となっている。学校に寄せる家庭・地域の期待は大きく、常に他地区に先駆けた校舎、体育館の建設など、惜しみない支援と協力をいただいています。

沿革

明治 6年 飯田学校設立・睦実学校設立
大正 2年 飯田学校設立(飯田・睦実学校を合併)
昭和 9年 校歌制定
  16年 飯田国民学校と改称
  30年 森町立飯田小学校と改称
  32年 鉄筋校舎3階建15教室落成
  36年 給食室完成・完全給食実施
  41年 体育館完成
  44年 プール落成
  48年 創立百周年記念式典挙行
  52年 ランチルーム完成
  54年 文部大臣表彰「学校給食優良校」
  55年 県教育委員会教育長表彰「健康優良特選校」
  56年 県保健学校薬剤師会表彰「学校環境衛生優良校」
  59年 鉄筋コンクリート耐震校舎3階建19教室落成
  61年 校旗完成
平成2年 文部省指定「道徳教育研究校」(2年間)
  14年 新プール完成

  15年 新体育館完成
  21年 ランチルーム屋根塗装
  22年 給食拠点化に伴う配膳室工事 運動場暗渠排水工事
  23年 学校玄関表札完成 優良PTA文部科学大臣表彰
  24年 文科省指定「道徳教育総合支援事業」(2年間)
  26年 遊具「うんてい」(殿村綾子氏 寄贈)
  27年 ランチルーム耐震工事 音楽室の床改修工事
  29年 ランチルーム エアコン設置工事 保健室の床改修工事
  30年 県指定「英語指導力向上事業」(~令和元年度)
令和元年 遊具「ジャングルジム」完成 校舎エアコン設置工事
  2年 1階教室・オープンスペース・図書室フローリング工事
     正門門扉・運動場南側倉庫(坂中保弘氏 寄贈)
     一人1台端末導入
     校内ネットワーク整備
     トイレ洋式化
  3年 体育館LED照明設置
  4年 非接触型トイレ用水道設置
     校務用PC入替え
  5年 創立150周年記念式典挙行

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校訓

校訓 自分から 手をとりあって 力いっぱい

  <玄関先にある学校創立100周年の石碑>

 

「自分から 手をとりあって 力いっぱい」は、昭和48年本校創立100周年の際に、「何十年の先々まで、常に子供たちの個々の指針となり、学びのめあてになるように」と全町内会・PTA・職員・子供たちに呼びかけ募り、その願いをまとめた言葉です。翌昭和49年度の学校経営書に初めて、学校教育目標として掲げられています。それ以後、この言葉は、学校経営構想の中にずっと記載されていて、昭和62年度からは校訓とされています。

 急速に変化し、予測が困難な社会を生きる子供たちを育てていく学校教育に求められていることと、この校訓は合致するものです。

「自分から」…主体的に学習に取り組む姿、主体的にものごとに関わる姿

「手をとりあって」…多様な他者を価値ある存在として尊重し、協働して様々な課

 題を解決していく姿、ともに成長していこうとする姿

「力いっぱい」…全力で取り組む姿、粘り強く取り組む姿

校歌

森町立飯田小学校 校歌

一 青垣なして つづく山

  眺めはるけき みどりの野

  飯田のさとに 生いたてる

  この幸なにに たぐうべき

二 山名と賀茂の 御社を

  村の守りと 仰ぎつつ

  正しく直き 心もて

  学びの窓に 集うなり

三 太田の流れ たゆみなく

  つとめはげみて 国のため

  誠一つに つくすこそ

  我等のかたき 誓いなれ

四 松風ひびく 城あとに

  しのぶもゆかし 代々のあと

  御親の恵み 身にしめて

  親しみかわし いざ行かん